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お子さんの英会話が上達するために、英語の本は欠かせません。英語の本を読むことで知らない表現をたくさん学べる、語彙力が増える、日常的に英語に触れるため英語脳が作れる、などお子さんの英語力をグンと高めることができます。
しかし、お子さんに合った適切な選び方ができていないと、大きな効果は期待できません。がんばって勉強しているお子さんの努力は、いい方向に進んでほしいですよね。適切に選ぶことができて効果が出てくれば、お子さんは楽しくなって自ら勉強するようになるでしょう。
そのため、お子さんに合った適切な英語本の選び方のコツとおすすめの本を紹介します。ぜひこの記事を参考にして、お子さんの英会話を伸ばしましょう!
英語の本にはどんな種類があるの?
インタラクティブブック
インタラクティブブックとは、本を開くと絵が飛び出してくるなど、遊べる要素がある本のことであり、幼児向けの本です。上の図のように、読者が本を読みながら手を動かせるアクティビティがあるので、飽きずに楽しんで読むことができます。
絵本
絵本はイラストが多く、かんたんな英文で構成されています。小さなお子さんでも読めるように、ストーリーがわかりやすく、視覚的に楽しめるようになっています。まだ英語の本を読んだことがないなら、絵本から読み始めるといいでしょう。
チャプターブック
えっ、チャプターブックって何?と思いましたよね。日本では聴きなじみのない言葉ですが、これは英語を学ぶ教材として、とても有名です。
チャプターブックとは、1冊の本の内容が短い章に分かれており、読みやすい文章で構成されています。小学校低学年から中学生向けで、簡単なストーリーや冒険が描かれています。
いろいろなシリーズがあるため好みの内容を選べるというのが特徴的で、あのディズニーもチャプターブックを出版しておりベストセラーを記録しています。
マンガ
マンガ好きなお子さんは、たくさんいるのではないでしょうか。そんな方にオススメなのがマンガです。
マンガは英文と絵で構成されているため、知らない単語が出てきても絵をみてイメージで捉えることができます。イメージで覚えることは、英語脳を作るためにとても必要なプロセスであり、英語の上達に役立ちます。
小説
小説では、より複雑なストーリーとキャラクターを楽しめるのが特徴です。小学校高学年から中学生の上級者向けです。チャプターブックやマンガを詰まりなくスラスラ読めるようになったら、試してみると良いですよ。
選び方のコツ4選
選び方によって、お子さんの英語の吸収度が大きく変わってきます。以下の選び方を参考にして、お子さんにピッタリの英語本を見つけましょう!
年齢・レベルにあわせる
子供の年齢に適した本を選ぶことはとても大切です。年齢によって適した内容や表現があるので、読んでからの吸収度が変わってくるでしょう。
レベルに応じた本を選ぶと、スムーズに読み進めることができるので、お子さんに無理な負担がかかりません。読み慣れてくると段階的にレベルを上げるようにしましょう。参考程度に以下に基準を載せておきます。
興味関心があるもの
お子さんの興味があるジャンルを選ぶと、自分で進んでに読書するようになるでしょう。また、好きなイラストがあると、その本を気に入って持ち歩いたりしますよ。
教育的価値があるもの
英語の本を読むということだけで素晴らしいと思いますが、これにプラスして内容にこだわってみるといいですよ。例を2つ見てみましょう。
英語の勉強だけでなく、生き方の勉強や他分野の勉強をできるのはまさに一石二鳥ですね。
いろんな本に挑戦すること
お子さんに合う本を1冊目から見つけることは難しいと思います。お子さんに合う本が見つかるまで、いろいろな本を試してみましょう。同じような本ばかりだと、飽きてしまいますし、知らない単語に出会う機会が減ると学びが少ないです。
無理して買い与える必要はないと思いますが、お子さんが「この本欲しい!」と興味を示したなら成長のチャンスです。ぜひプレゼントしてあげて、お子さんの成長を心待ちにしましょう!
初心者おすすめ本(4~9歳)
Let’s Play ボードブック
この本は園児向けの本です。2匹の元気なネズミが、自分たちで楽しむ簡単なあそびをたくさん思いつきます。 2匹の遊び好きなネズミが木に登ったり、チーズを食べたり、着せ替えごっこをしたり、一日中楽しい時間を過ごすなど…
子供向けイラストで、かんたんなお話になっているのでテンポよく読み進められるでしょう。
Pop-Up Seasons ボードブック
絵本を開くと、動物や木が3Dで出てくるインタラクティブブックです。美しいイラストとシンプルな文章で、お子さんが楽しめる一冊となっています。
春のひよこの巣、夏の草原、秋の葉の渦、雪の森などのページがあり、これらの3Dシーンをじっくり見て、4つの季節を探検することができます。
無料のオンライン・オーディオ付きなので、音声学習もできますよ。
Sight Work Readers
活字になっている英単語の中で、よく使われる50の単語を25冊の絵本で学べます! 一人で読める遊び心いっぱいのストーリーでお子さんの読む力がアップします。
楽しいお食事、分かち合い、農場にいる仲間たち、パーティーといった、子どもが大好きなトピックを取り上げた楽しいお話が収録されています。豊富なトピックがあるので、お子さんが飽きることはないでしょう。
簡単なハウツーや楽しいアクティビティ、単語を書く練習ができる「書いて覚える」ページなど、盛りだくさんのミニ・ワークブック付きです。
I SPY シリーズ
I SPYシリーズは、ゲーム感覚で遊びながら自然に英語が身につけられます。文章で書かれているものを絵から探すゲーム性が特徴であり、楽しみながら学習できるでしょう。
英語を学び始めの子どもでも楽しめるLittleシリーズと、ネイティブ話者をターゲットにしたChallengerシリーズがあるため、お子さんのレベルに合わせて選ぶことができます。
大人でも楽しめる内容となっているため、親子で一緒に読める本としても人気です。
中級者おすすめ本(9~12歳)
Pig Out!
英文を読み慣れた子ども向けの一冊です。付録として、単語カードがついてきてくるので並べ替えやカルタに使えます。
このおすすめポイントは題材が食べ物であること。どんな子どもでも興味を持てますし、毎日の生活で触れるものなので楽しく読めます。
字が大きく単純な文章でとにかく読みやすいです。全体の文量も多いので読みごたえも十分、さらなる英語力アップが期待できますよ。
The Cat in the Hat
出版されて60年以上経った今でも人気のベストセラー本です。「ハッとしてキャット」という邦題で映画化されたことで、日本でも知名度が上がりました。
かんたんな文章で書かれているため、英文に慣れてきた中級者向けの一冊となっています。ボリュームが大きいので、英文を長い時間読む持久力が育つでしょう。
アメリカの幼稚園や小学校では、朗読練習にも使われており、英語圏では誰もが一度は読んだことのある本です。
ドラえもん
ドラえもんは誰もが知っているマンガですよね。親しみのあるキャラクターなので興味を持ちやすく、楽しんで読むことができます。
英語だけでなく日本語訳もついているので安心して読めますし、わからない単語をすぐに確認できるので効率よく勉強できます。マンガで楽しみながら英語の勉強ができるのは一石二鳥でお得ですね。
上級者おすすめ本(12歳~)
Percy Jackson & the Olympians シリーズ
ギリシャ神話をテーマにしたファンタジーで、ストーリーは単純で読みやすいです。
キャラクターたちが神と人間のハーフであるという設定があり、子供たちの心をくすぐる内容となっています。ギャグ要素も上手く取り入れられているため、楽しんで読めるでしょう。
Chalotte’s Web
英文法の表現と優しい物語の内容はとても高品質であるため、英語圏で人気を博しベストセラー本となっています。
心優しい少女が動物を守ろうとするお話で、読んだお子さんによい影響を与えるはず。淡いイラストも人気の理由であり、内容理解をサポートしてくれるでしょう。
ハリーポッター シリーズ
だれもが知る超人気作品ですね。ハリーポッターの映画はこの原作をもとにして作られています。
長編のファンタジー小説なので想像力が掻き立てられますし、英語力はもちろん読書力やかなりの集中力も育っていくでしょう。
文量はかなりあるので読み応えバツグンです。お子さんがこの本を読めているならば、間違いなく日本トップクラスの英語力を持っています。もう将来で、英語に困ることはないでしょうね。
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